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小説のリアル


↓↓
ウインドトーカーズ

サイパン島のアメリカと日本の闘いを描いた作品。
かなりの低い評価を得た作品です。

この時期、多くの戦争映画が公開され、その中で戦闘シーンの迫力は一位。いや、今までの戦争映画の中でもかなりの迫力です。
しかし。
この作品はやっぱり、戦争映画としては駄作だと言われても仕方ないでしょう。

なぜなら、物語と言うのは小説でも映画でも根本は一緒。
主人公も敵もアホではダメ。ということです。

この映画、日本兵がアホなんです。
だから、どれだけ戦闘シーンに迫力があっても、リアルに感じられないんです。

サイパン島というのは、ここを取られるとB29の航続距離に入ってしまい、日本本土が爆撃されるという重要拠点です。ここを守る日本人は持久戦を強いるはずです。
主人公のアメリカ兵の前に出てきては撃たれるというのは、フィクションであっても、あまりにおかしい。しかも、律儀に少数であらわれてはやられていく。
普通、2人の人間を倒すために10人の人間がいたら、連携して倒そうとしますよね。
日本の兵隊さんはまったくせずに、個々に出てきてはやられていきます。

全くここにリアルさがありません。

かたや、

↓↓
スターリングラード

では、狙撃手同士の戦いがよく考えてみればうそくさいんですが、見てる間はリアルに感じられます。
つまり、視点側(味方)も敵を倒そうと考え、視覚的にはわからないけれども敵側も味方を倒そうと考えている事が伝わるので、リアルに感じられます。

小説も映画も、リアルに感じられるかが大事だと思います。
本当にあったことを表現するだけでは、受け手はリアルだと感じません。いかに、本当っぽく描くか、見せるかということが大事なんです。

小説でベストセラーになってる本の多くはよくよく考えると、有り得ない話がほとんどだと思います。でも、わたしたちはそれを読むとき、リアルに感じているはずです。

リアルに感じてもらうために大切な事。

主人公も脇役も敵役もみんな苦労する。考えてる事を伝える。これなんだと思います。

小説指南本によく書かれている事ですが、映画で見るとよくわかります。
ぜひ、みてみてください。
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テーマ : 物書きのひとりごと
ジャンル : 小説・文学

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佐伯大輔です。小説家になるためのガイドブックを紹介していきます。
また、新人賞などの紹介をしていきます。



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